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泥中に咲く蓮のように [日々雑録]

岡村孝子さんの「T’s GARDEN」というコンサートへ行ってきました。
長らく演劇業界で仕事をしていますので、
一度も行ったことのない劇場というのは随分と少なくなりましたが、
今回生まれて初めて行く千葉県松戸の「森のホール21」という劇場へ。
名前の通り、緑が揺れる森の中にある素敵なホールです。

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岡村孝子さんのような有名アーティストの東京公演なら、
アクセスしやすい大都市のホールで行なわれることがほとんどですが、
「あなたの街で岡村孝子がホームパーティーを開くので気軽に遊びに来てください」
といったスタンスで全国各地をめぐるアットホームな公演。
とても岡村孝子さんらしい企画です。

このブログでも何度か綴っていますが、
14歳の時から岡村孝子さんが紡ぐ音楽と言葉に導かれ続け、
劇作家となった今では、自身のアイデンティティーに関して、
「物書きとしての細胞はこの人の音楽と言葉によってかたちづくられている」
そう断言できるくらい、人生において切り離すことができない存在。
自身の活動が忙しくなってからは、長らく足が遠ざかっていたのですが、
昨年夏からふたたび、劇場に足を運んで、音楽と言葉の海に溺れるようになりました。

『夢をあきらめないで』がもっとも有名な岡村孝子さんの音楽は、
聴く人の心を優しく包み込み、励ます作品が多いのですが、
そういう曲を含めて、僕は気がつくと、その音楽と言葉の世界に「溺れて」います。
今も溺れています。
包まれているんじゃなくて、溺れているのでわりと苦しかったりもします。
どうしてなのだろう、と考えたこともありませんでしたが、
昨日は、森の中を歩いて帰りながら、苦しさの訳について考えました。

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ところで、僕自身の仕事である演劇作品の脚本や演出は、
言葉を厳選し、会話を起こし、シーンを作り、作品として組み上げていく、
という意味では多くの「選択」と「決定」を繰り返してゆく仕事なわけですが、
正直、音楽と比べると、とてもフォルムが曖昧でファジーな仕事です。
執筆、稽古の各ステップで、「ニュアンス」の幅を最小限まで狭めていきますが、
完全なる「点」になることは殆どなく、ある程度の幅を残します。
それが楽しかったり、時には歯がゆかったりする面白い表現スタイルです。

それにひきかえ、音楽って演劇よりもフォルムがかっちりしていて、
しかもレコーディングをして、それがずっと後世に残ってゆくので、
聴衆が耳にする作品の「完全性」は演劇の比ではない気がします。
その完全性を湛えた作品の奥に隠れている、
制作段階の「苦悶」や、「反動」や「裏返し」といった作者の核心がきっとあって、
僕はこの核心部分に向かって、無意識にズルズルと引き込まれ、
どんなに優しい歌声や旋律や言葉でさえも、凶器のように心臓に突き刺さる……、
緑川にとっての岡村孝子さんの世界は、そんなスパルタ的存在です(笑)。
もしかすると、多くのファンの方が感じるものとは随分と違うのかも知れません。


若い頃に生み出す作品というのは、人間としての葛藤をストレートに表現しやすい、
そんな特徴を持った創作時期なのだろうと思いますが、
経験を重ねて、後輩ができて、家庭を持って、親になって、、、
そんなふうに年を重ねてゆくと、人間としての葛藤は相変わらずたくさんあっても、
それをストレートに表現する機会やチャンネルがだんだんと失われていき、
逆に、周囲を勇気づけるとか、導くとか、模範になるとか、
表現者じゃなくとも、大人たちはそんな役割を求められていきます。
でも、大人だって、若い頃と同じように、あるいはそれ以上に葛藤し続けているんですよね。

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だから、作品という最終形として、どんなに優しく、どんなに柔らかな顔をしていようと、
その音楽が生み出される過程の苦しみに思いを馳せずにはいられません。
そんな気持ちを持ちながら、コンサートに足を運ぶと、
曲と曲のあいだのおしゃべりタイムが、とても奥深い時間に感じられます。
言葉ひとつひとつを選び、迷いながら、丁寧にお話をする姿に、
作品づくりの際に、きっといっぱい苦しんだであろう苦悶が重なります。
そんなことを感じながら聴く旋律や言葉に、溺れずにいられる訳がありません。
溺れているわけですから、とても苦しく、波の上へ浮かび上がりたい気持ちにもなりますが、
でも、このもがき苦しむ時間が、僕をここまで導いてくれたということを知っているので、
僕は岡村さんの音楽と言葉の海に溺れ続けているのだと思います。


岡村孝子さんもMCでこんなお話をしていました。

「『甦る』とか『Reborn(生まれ変わる)』とか、
あいつは何回生まれ変わるつもりなんだ、と思われるかも知れませんが……(笑)」。
まさしく、闇から光を目指して、苦悶しまくっているんですよね。

僕は、泥中に咲く蓮の花を思いました。

毎日心がささくれ立つ出来事もいっぱいありますが、
けっして腐らず、夢を抱いて、理想を追って、
困難に向き合って、どんなときも超えていきたい、
そんな勇気が湧いてきた夜でした。

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ついつい長くなってしまいました。。
岡村孝子さんの音楽の世界を考える時間は、
まるで自分自身の沼を覗き込む行為のようです。


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今月のお題「銚電スリーナイン オススメスポット」 [きゅ~め~る今月のお題]

毎月9日は「キューブリック」の日ということで、
劇団メルマガきゅ~め~るの配信日であり、
この日はメンバーが決められたお題について、それぞれのブログで語ろう!
という日になっています。

今月のお題は「銚電スリーナイン オススメスポット」。
それほど広くはない銚子ですが、オススメを挙げ始めると枚挙に暇がありません。
ですので、今日は旅の玄関口、銚子駅近くのオススメスポットをご紹介しましょう!

銚子駅を出ると、真っ直ぐに伸びる大きな駅前通りがありますが、
その大通りをちょっぴり路地裏に入ったところに僕のオススメのお店があります。
それが輸入雑貨のお店「WILL」です。
輸入雑貨のお店ですので、一目で銚子と分かるアイテムは無いのですが、
不思議と銚子の旅の記念になる、そんな品物がお店いっぱいに並んでいます。
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ちなみに僕がWILLで手に入れた銚子の記念品はコレです。カッコイイんです。

2008年の『銚電スリーナイン』初演時からお世話になっているWILLさんですが、
今回は前売りチケットの販売窓口にもなってくださっています。
銚子にお住まいの皆様は、ぜひWILLさんでチケットを手に入れてください!

ふだんの毎日だと早足で通り過ぎてしまう雑貨屋さんでも、
旅先の雑貨屋で手に入れたお気に入りの一品は、
皆さんにとって、きっと特別な相棒になってくれると思います。

『銚電スリーナイン』公演の前、または後で、ぜひぜひお立ち寄りください。
銚子駅から歩いて3分くらいです!

WILLさんの場所はこちら。
千葉県銚子市西芝町6-13
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『銚電スリーナイン~Return to the Roots~』のチケットも
好評発売中です!!(お席僅かのステージもあります、ご予約はお早めに!)
http://qublic.net/choden999R2/
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今月のお題「わたしはすごろく師匠〇〇であるぞ!」 [きゅ~め~る今月のお題]

なんのこっちゃですね。
毎月9日は「キューブリック」の日ということで、
劇団メルマガきゅ~め~るの配信日であり、
この日はメンバーが決められたお題について、それぞれのブログで語ろう!
という日になっています。

2016年以降、シアターキューブリックは毎年一回、
日頃ホームグラウンドとして活動しているキラキラ橘商店街と連携し、
すみだの街劇場化プロジェクトというイベントを行なっていて、
今年は6/2~3の2日間のイベントをプロデュースします。
題して「キラキラ橘笑店街でござる!」!!

商店街全体をすごろくに、そして皆さんがすごろくの駒そのものになって、
お店の人からヒントをもらったりしながらゴールを目指す、
大変演劇的なすごろくです。
そして、商店街に「すごろくマスター」なるキャラクターたちがいるので、
みなさんはまず彼らを見つけて、指南を受けるところからスタートしてもらいます。
そのキャラクターは、もちろんシアターキューブリックの俳優陣!
墨田区ゆかりのさまざまなキャラクターに扮しています。
そして、頭には目印の大きなサイコロを冠しています!
緑川は残念ながらすごろく師匠ではありませんが、
劇団ショップのすみだサテライトたちばな館にて「業務」をしております。

街は大きな遊園地。
いつもと少しだけ視点を変えてみれば、
見慣れた風景も、楽しい遊園地になるかも知れません。
この2日間だけは演劇の魔法にかかって、子供みたいに遊んでみませんか!?



《「キラキラ橘笑店街でござる!」イベント情報》

キラキラ橘商店街がお江戸にタイムスリップ!舞えや歌えや、笑えや遊べの2日間!
シアターキューブリックpresents
『キラキラ橘 笑店街でござる!』

【日程】2018年6月2日(土)・3日(日)
【会場】キラキラ橘商店街

6/2(土) 1日目
・出演者・ (敬称略)
[演劇] 吾嬬第二中学校演劇部
[音楽演奏]
ヤング☆コーン(バンド)/モテりょう(ソロシンガー)/
レオナ with 田ノ岡三郎(タップ&アコーディオン)/
すみだサンビスタ有志(サンバ)

6/3(日) 2日目
同時開催:つまみぐいウォーク
・出演者・
[パレード&ステージ]
帰ってきたキューピッドガールズ/川満恵一郎グループ/
おしなりくん/ジロキッズ/きんぼり〜/獣兵衛/コバトン

[お笑いライブ]
かぎしっぽ/ジャガモンド/オシエルズ/
あいあいパーティー/おせつときょうた/綾瀬マルタ

[ダンスステージ]
SUMI-/UNO/スペシャルズ

イベント情報は随時お知らせしてまいります!

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オオゼキタクさんのレコ発ライブでした! [劇団のこと]

5/3(金)はローカル鉄道演劇で欠かすことのできないミュージシャン、
オオゼキタクさんのニューアルバム『いろんな風 –ローカル鉄道演劇のうた- 』
レコ発ライブイベントに駆けつけてまいりました!!

緑川は合い間のトークコーナーでのゲストとして呼んでいただきました。
僕は、物語で伝えられる分量が100だとしたら、
文章で伝えられる分量が30くらいで、
おしゃべりで伝えられる分量は3か5くらいの人間。
例に洩れず、今回も恥ずかしい限りの内容でしたが、
みなさんと過ごす時間を、僕なりに楽しませていただきました。
呼んでいただいて、そして拙いお話を聞いていただいて、
本当にありがとうございました。
シアターキューブリックの俳優陣も、タクさんと数曲一緒に歌わせてもらって、
数年前の公演の場面場面が鮮明に蘇ってきました。
音楽のチカラって本当にすごいですね~。
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そうそう、ライブハウスでの演奏は公演時のアコギ一本とは違い、
ギター、ベース、ドラム、キーボードの音が、タクさんの世界をさらに分厚く彩って、
ひと味違うローカル鉄道演劇の音楽を堪能することができました。
人が衣裳やメイクで雰囲気ががらっと変わるみたいで、アレンジって奥深いですね。


さらに、今回のアルバムを彩ったのはブックレットのイラスト!!
なんと砂絵なんですよっ!!
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「新・鉄子の旅」の漫画家ほあしかのこさんによる、
旅情のぬくもりが優しく繊細に表現された世界。
ライブ会場では、砂絵の原画も展示されていました。
お芝居でも音楽でも絵でも、やっぱり作品で一番感じたいことは、
「ぬくもり」なんだろうなあ。いつまーでも見ていたい、やさしい絵です。
その砂絵から始まるアルバムのブックレットは、
ローカル鉄道演劇の歴史とその世界を、分かりやすく紹介する
まるでガイドブックのようなゴージャスな構成でびっくり!
ブックレットでは緑川も冒頭の文章を書かせていただきましたよ。
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アルバム製作をプロデュースした栗原千温さんと、オオゼキタクさんと。


アルバムタイトルの通り、今回のアルバムは、
シアターキューブリックのローカル鉄道演劇のために書き下ろしてくださった
オオゼキタクさんの曲を集めたもので、僕にとっては、まるで自分の作品!
僕が「自分の作品だ」と思えてしまえるくらいに、
タクさんが創った音楽たちは、作品の本質部分や人物の心情に迫っていて、
物語とも車窓の風景とも切っても切り離せない旋律ばかり。
だから、音楽を聴くだけで、各シーンの俳優の表情や言葉、
その時の風景や風までもが思い起こされます。
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もしかすると、お芝居をご覧になっていない方がこれらの音楽を聴いたら、
物語のシーンの代わりに、みなさんの人生の断片が蘇ってくるのかも知れません。
それくらいに、タクさんが紡ぎ出す音楽たちは、
誰かの人生に優しく寄り添うメロディなんだろうなあと、あらためて感じました。
ぜひとも多くの方に聴いていただきたい切なさ全開のポップミュージックです!
全国のCDショップ、Amazonなどでお買い求めいただけます。


そんなオオゼキタクさんと、今年の7月にまたまた作品を創ります!
“ローカル鉄道演劇発祥の地”千葉県の銚子電鉄さんにて
『銚電スリーナイン~Return to the Roots~』を運行上演します!
「そこへ足を運ばないと観られない」演劇の特性と、
旅の魅力を掛け合わせたローカル鉄道演劇!

ぜひ、みなさん体験しに来てくださいねーー!!

『銚電スリーナイン』公演サイトはこちら→ http://qublic.net/choden999R2/ 2018-05-03 22.48.38.jpg
▲とーってもお気に入りの一枚(*^_^*)

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明日はレコ発イベント!! [劇団のこと]

ミュージシャンでも何でもない緑川にとっては、遠い世界の言葉「レコ発イベント」。
いわゆる楽曲お披露目のイベントですね。
明日、このレコ発ライブイベントにトークゲストとして出演いたします!

お披露目の楽曲は、先日からお知らせしていますオオゼキタクさんのアルバム。
2014年以降、シアターキューブリックのローカル鉄道演劇に書き下ろしてくださった
オオゼキタクさんの楽曲が集められたアルバムです!
2014年の『樽見鉄道スリーナイン』、
2015年の『ことでんスリーナイン』、『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』、
それぞれの旅情に合わせてストーリーの異なる作品に、
完全密着でタクさんが書き下ろした渾身の曲たちです。
曲には、その場所その場所の風景が沁み込んでいて、
すぐには足を伸ばしづらいところではありますが、
ぜひこの曲たち一緒に(できれば上演台本も一緒に(笑))、
それぞれの街を旅してほしいなあと思っています。

明日のレコ発イベントにはシアターキューブリックのメンバーも参加します。
一緒に歌ったりするのかな~?
どの公演のどの曲が飛び出すのでしょう??
僕も全然知らないので、とっても楽しみ!!
それから、明日の会場では、漫画家ほあしかのこさん作の
砂絵で描かれたブックレットのイラスト原画が展示されるとのこと!
これまたとっても楽しみです!!


青山の素敵なライブハウス「月見ル君想フ」にて、
明日の13:30と18:00、2ステージ行ないます。
ぜひぜひ、僕たちと一緒にローカル鉄道演劇を音楽の視線で楽しみましょう!
そして7月上演の『銚電スリーナイン~Return to the Roots~』にも
ぜひぜひお出かけください!
明日はこの公演のリーフレットも初お披露目ですよ~!!

ライブイベントの詳細はこちら。お待ちしております!!
http://www.oozekitaku.com/info/live/7193.html

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ローカル鉄道演劇が音楽アルバムになります!! [劇団のこと]

シアターキューブリックが全国のローカル鉄道とタッグを組み、
旅と演劇のコラボレーションを行なうようになって今年でちょうど10年。
4年前の岐阜県で上演した『樽見鉄道スリーナイン』からは、
鉄道業界でも名を馳せるミュージシャンのオオゼキタクさんが楽曲を書き下ろし、
そして生うた&生演奏で参加するようになりました。
以降、ことでん、ひたちなか海浜鉄道、と僕らは旅を重ね、
この度、ローカル鉄道演劇音楽集とも言うべき、
オオゼキタクさんのニューアルバムが発売されることになりました!!!

先日、出来上がったアルバムを聴きましたが、ストーリーはもちろん、
公演当時の光景、匂いまでもが蘇ってきました。
音楽のチカラってほんとうにすごいです。
この音楽と上演台本を手に、現地の鉄道に乗れば、
脳内で完全に再演可能です(笑)
そしてブックレットがゴージャス!!!
漫画家ほあしかのこさんによる、なんと砂絵のイラスト!
旅の情緒が随所に散りばめられたアルバムです。

CD発売日は5月2日です!
翌日の5月3日には青山のライブハウスにてレコ発ワンマンライブも開催!
シアターキューブリックのメンバーもゲスト出演いたします!
もちろんCDの販売もあるようです。こちらも是非いらしてくださいね。


そして、YouTubeでも全曲試聴ができますので、ぜひ聴いてみてください!
https://www.youtube.com/watch?v=dOI2jRWTy0A&feature=youtu.be

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今月のお題「僕の、花より〇〇」 [きゅ~め~る今月のお題]

今日もいままで銚子へ行っていました。
というわけで9日の日付ギリギリで走り書いております。


今月のお題は「花より〇〇」。
これはもう即答できますよ~。
劇団を始めて以降、僕にとっては作品づくりが人生のほぼすべてです。
これまで書き下ろした脚本は誇れるほどの数ではありませんが、
作品一本にかける時間は相当長いほうだと思っています。

緑川は「花より脚本」です。

脚本執筆を控えている時期は、
稽古や締切が迫っている時期は当たり前ですが、
それ以外の期間でも、常にうすぼんやりと脚本のことを考えています。
それこそご飯のときも、トイレのときも。
もうそういう性格なんですよね。
自分でも損な性格だと思います。
切り替えがうまくない。スパッと忘れるとか、ゼッタイできません。

今は、7月の『銚電スリーナイン~Return to the Roots~』と、
11月の『十二階のカムパネルラ』を控えていますから、
相当追いつめられているのではないかと思います。
正直、桜を堪能することはできなかったと思います。

いくら時間があっても、脚本執筆を抱えているときは、
心に余裕があることはありません。そういう人生です。
もはやそれ以外の生き方もよく分からない感じです(笑)

というわけで、何のひねりもありませんが、
緑川は「花より脚本」でした。

そして、4月9日の日付が終わってしまいました。
遅くなってごめんなさい!

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記者発表 [劇団のこと]

先週、『銚電スリーナイン~Return to the Roots~』の記者発表がありました。
会場は関東地方の突端も突端、銚子電鉄の終点・外川駅構内にて
留置されている旧型車両の車内でした。
作品の趣旨や意義をお伝えしやすい場所とは言うものの、
お出でいただきやすいとは言えない会場にもかかわらず、
それぞれ遠方まで来て下さった記者の皆様、本当にありがとうございました。

毎日新聞さんの記事はこちら
https://mainichi.jp/articles/20180303/k00/00m/040/016000c

産経新聞さんの記事はこちら
http://www.sankei.com/life/news/180303/lif1803030031-n1.html

時事通信社さんの記事はこちら
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018030600409&g=soc

※いずれも時期が過ぎるとリンクが切れる可能性があります。ご了承ください。

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2008年、09年と連続で上演して以来、9年ぶりとなる銚子ですが、
まさしく「ルーツ」の場所に帰ってきた感慨が大きく、
遠征時独特の高揚感みたいなものは、僕に関しては全くありません。
一方、キャストのメンバーは当時を知る者も少なくなり、
ある程度、新鮮さもあるのかも知れませんが、
皆、ローカル鉄道演劇の勝手を知る「手練れ」を揃えましたので、
そうした意味で、なにやら安定感のある重厚な印象を感じています。

今では、公演の都度、記者さんたちに公演を開催する意義や
作品の概要をお伝えする発表の機会が増えましたが、僕らは
10年前の『銚電スリーナイン』初演の時、初めて記者発表を経験しました。
当時のことは、今でもはっきりと覚えていて、
なかでも、ある新聞社の記者さんから「この公演は売名行為ですか?」
そう質問された時には、「これが記者発表というものか…」と
世の洗礼を受けたような気持ちになりました(笑)
その時にはたしか「違います」と答えたうえで、公演の趣旨をお話ししました。
そのご質問を頂いた瞬間、
「皆さんは銚子に何のゆかりもなく、何をもたらそうという目的もないのに、
銚子電鉄の認知度の高さに便乗して、世間の話題になりたいだけですか?」
と受け取った僕は、咄嗟に「違います」と答えたのですが、今となっては、
「仮にこの企画に社会的意義があるのならば、
銚子電鉄も劇団ももっと有名になって、
結果、名前が売れる『売名』が達成されると思います」
と、そのように答えたと思います。
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まちも、劇団も、人に知られなければ、人がやってきません。
今までと同じことをやっていては、何も変わらない。
「もっと人を驚かせ、楽しんでもらえることはないか?」
そして、「自分たち以外の誰かの役に立てることはないか?」
そう考えた先に生まれてきた作品です。
ですから、企画や名前が知られなければダメで、そのうえで、
地元の皆さんが主となった地域活性化のベクトルが作られることが大事なんです。


何しろ列車が劇場ですから、劇場での公演と違い、
体験していただけるお客さんの数もうんと少ない作品です。
記者の皆さんに向けて、公演の意義をしっかりと伝え、
新しいまちづくりの試みを広く伝えていただくことがとても大事で、
特に地元の方々にとって、地域の魅力を再発見するきっかけになれるよう、
多くの皆さんのご協力を仰ぎながら、
今回も地道に成長を遂げてまいりたいと思っています。


同じ日に撮影した宣伝写真は、僕らの新しい挑戦にぴったりな写真が撮れました。
こちらも、近々、ご披露できることと思います。
全国初のローカル鉄道演劇発祥地に還ったシアターキューブリックの挑戦、
『銚電スリーナイン~Return to the Roots~』、ご期待ください!!
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今月のお題「この春行きたいところ」 [きゅ~め~る今月のお題]

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毎月9日は「キューブリック」の日ということで、劇団メルマガきゅ~め~るの配信日であり、
この日はメンバーが決められたお題について、それぞれのブログで語ろう!
という日になっています。


今月のお題は「この春行きたいところ」。

行きたいと思ったところもそうですし、
よく分からないけど勘で「ぴぴーん」と来たところへは
だいたい行くようにしています。
そして、その場所とはしっかり繋がっていっています。
その確信があるから、この春も、これからも出かけます。

今、ぴぴーんと来ているところは、厳島、出雲、鹿児島、北陸、弘前。
理由はよく分かりません。勘です。
この春に行けるかどうかは分かりませんが、
きっと僕にパワーをくれる場所だと思います。
何より、この勘を大事にしたいです。
忙しいし、とか行けない理由を考える前に、
直感を信じて出かけてみること。

それから、この春は花巻にはぜひ行きたいですねー。
「行きたい」というより、必ず行きます。
寒い地域の花や緑には格別の生命力を感じます。
これまでも、いろんな場所に飛び込んでいくことで、
僕はいろんな発想をいただき、いろんな作品を書いてきました。
これからもそのスタンスは変わらず、
この春も、花粉さんに負けず、飛びまわろうと思います!!
ぜひ、オススメの場所がありましたら、教えてください~!

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緑川戯曲工房3号店、オープンします! [劇団のこと]

明日3月3日、緑川戯曲工房3号店がオープンします!
こう書くと、都内でお店をチェーン展開しているみたいですね。

劇団結成18周年イベント「キラキラ橘番外地」という一日限りの特別イベントで、
ワタクシ緑川も、ほかの劇団員たちとともに各自のお店を出すのです。
このイベント、毎回ご好評をいただいて、おかげさまで3回目になりまして、
「緑川戯曲工房」も3回目になりました。というわけで、3号店という名前を付けました。

一回目はその名の通り、お客さんからその場でご要望をいただいて、
短いオリジナル脚本を作ったのですが、あまりに過酷な作業で、
せっかくのお客さんとのふれあいの場なのに、まっっったくお話する時間が取れず、
挑戦の度が過ぎて、見事失敗しました…(笑)
そして2回目は、戯曲とは違いますが、
これまたその場でお客さんからご要望をいただいて、
カードに緑川の言葉を綴るというスタイルにしてみました。
やってみたら、これがなかなか良い塩梅だったので、
3回目となる今回は、色紙に言葉と絵心ゼロのイラストを書いてみようと思います!

「文字にする」というのは、話言葉と違って、形に残りますからね。
一文字一文字、大切に綴ろうと思います。
そして、下手くそな絵で、言葉を台無しにしないよう気をつけたいと思います!!

ほかのキューブリックメンバーたちも、
それぞれ趣向を凝らしたお店を企画しているようですよ!


シアターキューブリック18周年イベント「キラキラ橘番外地」は、
3/3(土)の10:00くらいから16:00くらいまで、
シアターキューブリックのホームグラウンド、
墨田区京島のキラキラ橘商店街のなかにあるキラキラ会館にて開催します。
帰ってきたキューピッドガールズのステージや、
急に何かをやりたくなった俳優たちの出し物もあります。
みなさんのお越しをお待ちしております!!
メンバーと一緒に楽しい一日を過ごしましょう~!

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