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『寺島浴場の怪人』閉幕。 [劇団のこと]

「演劇のチカラで街を遊園地に!」というスローガンのもと、
劇団の地元墨田区の銭湯「寺島浴場」を劇場にした銭湯演劇、
『寺島浴場の怪人』は10/11無事千穐楽の幕を下ろすことができました。
主催の隅田川 森羅万象 墨に夢 実行委員会様、
共催の墨田区様および墨田区文化振興財団の皆様、
ご後援くださった墨田区観光協会、墨田区浴場組合、アサヒグループホールディングスの皆様、
会場をご提供くださった寺島浴場様、
音楽を監修してくださった藤井いちろう様、
いつもチカラを貸してくださっているスタッフの皆様、地元墨田区の皆様、
出演してくれたキャストのみんな、劇団メンバーのみんな、
そしてご来場くださった多くの皆様、遠くからご声援くださった多くの皆様、
本当にありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。
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全ステージのチケットが完売となり、
ご覧になりたいと思ってくださった皆様にご覧いただくことが叶わず、
作り手としてはとても切なく、そして主催としてとても申し訳なく思っております。
お芝居は、その時一度しかないもの。終われば、絶対に生で観ることができません。
ですから、観たいと思ってくれた方々全員に観ていただかなければならない、
僕は劇団の旗揚げの時からそう思ってきました。
その覚悟を遂行することができなかった悔しさはとても強く今も感じています。
それは今後の劇団活動に必ず活かしていきたいと思っています。


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この公演は2010年、劇団がホームグラウンドを墨田区に移しての第一弾として、
地元墨田区曳舟の銭湯「曳舟湯」さんを舞台に上演した作品のリメイク公演でした。
しかし、新しい会場、ほぼ新しいキャストで上演するとなったら、焼き直しになるはずもなく、
日々新しい発見が連続する、シアターキューブリックの新しい作品となりました。
劇団員のキャストが3名だけ、銭湯演劇経験者は2名だけ、という心細さがありましたが、
却ってそのことで、一つひとつのプロセスを確認しながら進むことができた気がします。
そして集まってくれたキャストのみんなも、まるで「あて書き」で書かれた役みたいに、
それぞれのキャラクターを自分のものにしてくれました、それはもう驚くくらいに。
制作サイドは出演していない劇団メンバーが、
そしてふだんからシアターキューブリックを応援してくれているみんなが支えてくれました。
たとえキャストに入っている劇団メンバーが少なくとも、
これまで作品づくりで大切にしてきたことに向き合い、公演全体でチームプレーを貫徹すれば、
いつも通りのシアターキューブリックの公演になるということが分かりました。



そして今回、胸が震えるような奇跡がありました。

7年前に上演した銭湯「曳舟湯」は、実はその後廃業となり、立派な母屋も解体、
周辺は当時の面影が残らないほどに再開発されました。
現在、そのエリアに1010(いちまる)カフェというカフェがありまして。
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実はこのカフェ、曳舟湯のご家族の皆さんが経営されているお店なんです。
そして今回の公演中打ち上げをそのカフェで行なうことができたんです。
もちろんお料理は、曳舟湯のご主人&奥さん自慢の品々。

建物がなくなってしまった5年前は、大変大変淋しい思いをしたものですが、
建物がなくなってもなお、こうして絆が結ばれていることをあらためて思い知り、
生きていてよかった、演劇を続けていてよかった、
地元の皆さんと一つの作品を創ることができてよかった、心からそう思いました。
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『寺島浴場の怪人』は終わりましたが、寺島浴場は墨田区に在り続けます。
下町情緒全開の街、東向島にあります。
この街には、不思議と、みなさんが懐かしいと感じる風景がそこかしこにあります。
ぜひ心とカラダをあたために、墨田区、そして寺島浴場へお出かけください。
シアターキューブリックはこれからも「演劇のチカラで街を遊園地に!」のテーマで
時に迷ったり、立ち止まったりしながら、道なき未知を進んでまいります。
『寺島浴場の怪人』は間違いなく、そんな僕たちの一里塚になりました。
本当にありがとうございました。
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『寺島浴場の怪人』開幕します! [劇団のこと]

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先々週から始まった『寺島浴場の怪人』の稽古期間は、あっという間に終わりました。
7年前に書きおろした脚本のリメイク作品とはいえ、会場は違う銭湯ですので、
かなり書き変えた部分も多く、前回公演の経験者も僅か2人なので、
ほぼ新作と言っても過言ではない感触の稽古場でした。
それでありながら、やはり再演のメリットも確実にあって、
僕自身ですら初演で発見できなかった多くの解釈が眠っている作品でした。
最終稽古となった今日もまた新たな発見があり、
脚本のなかに登場する人物たちは、架空とはいえ、れっきとした人格があり、
それぞれにいろいろな葛藤を秘めているのだなあということを感じました。


今回初めてご一緒する小名木美里さん、蜂谷佳純さん、塚野あゆみさん、
まるでこの人たちに演じてもらうために「あて書き」したのではないかと思われるくらい、
キャラクターばっちり、三者三様の個性が満開です。

そしてシアターキューブリック常連の客演、工藤理穂とささきくみこさん。
『誰ガタメノ剣』『長宗我部珈琲店』『宇宙をskipする時間』
『てのひらに眠るプラネタリウム』『七人みさき』に出演してくれた工藤理穂は、
緑川が紡ぐ、けっしてストレートではない、難解な言葉を繰り出す人物が多数出てくる物語を、
主演俳優として、静かに、深く、掘り下げてくれています。

『宇宙をskipする時間』『七人みさき』、そしてローカル鉄道演劇の
『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』に出演してくれた、ささきくみこさん。
毎度、空間全体を巻き込む軽妙なリズムで、お芝居の軸を作ってくれています。

片山耀将、千田剛士、榎本悟のシアターキューブリック男優陣は、
僕が描く作品世界の根底に常にべったりとこびりついている「男のカッコ悪さ」を
今回もリアルに表現してくれています。(あるいは彼らそのまんまなのかも知れませんが(笑))。

シアターキューブリックは、時代劇や鉄道演劇も含めて、
大人が楽しめる「ファンタジー」の物語を作り続けてきました。
そんな僕たちが下町の銭湯で紡ぎ出す音楽劇。
銭湯というザ・日常空間で、この日だけの非日常を心ゆくまで楽しんでほしいと思います。


そして、ステージによっては観劇の前に東向島のまちあるきを行なう回があります。
ただ単純に、会場周辺のまちをご案内するのではなくて、
お芝居で繰り広げられる世界を、みなさんの足で歩いて探検して、
お客さんの体全部でお芝居の世界を堪能してほしい、という時間です。
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寺島浴場周辺は、かつては「寺島町」「玉ノ井」と呼ばれた地域で、
戦前は歓楽街として賑わった歴史があり、
街のあちこちにこの地域が歩んできた歴史の痕跡が残っています。
この街の匂いを感じてから観る『寺島浴場の怪人』は、
おそらく皆さんの細胞の、より深いところに何かを訴えかけるに違いありません。

そして、お芝居が終わった30分後には寺島浴場がオープン。
下町のお風呂に浸かって、心も体もリフレッシュして、
まるまる一日、下町情緒の魅力を楽しんでほしいと思います!

いよいよ9月30日。7年ぶりの銭湯演劇『寺島浴場の怪人』開幕です!!
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次回は下町の銭湯を劇場にした音楽劇! [劇団のこと]

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お待たせしました!シアターキューブリック、次の挑戦は7年ぶりの銭湯演劇です!
僕たちがホームグラウンドにしている東京の墨田区は、
東京スカイツリーで注目を集める下町エリア。
その下町の文化で欠かせない要素のひとつが、この「銭湯」という空間。
劇団のホームを墨田区に移した2010年、
僕たちはその挑戦の一歩目として選んだ公演が
今はもう無い「曳舟湯」という、築70年を越える銭湯での作品づくりでした。
その後、劇場公演での傍ら、関ケ原での武将隊プロデュース、
箱根芦ノ湖の遊覧船での演劇、
岐阜、香川、茨城でのローカル鉄道演劇、
そして地元墨田区の商店街と連携した演劇と地域の長期的コラボ、
と、演劇の新しい可能性を探る冒険が続くことになりました。
その初心に戻るような、7年ぶり2度目の銭湯演劇。
なんだか旗揚げ公演を再演するような、そんな気分でもあります。
そして今回、主演は『誰ガタメノ剣』、『宇宙をskipする時間』、『七人みさき』など、
シアターキューブリックの代表的な作品には
必ずと言っていいほど参加してくれている工藤理穂が務めます。
彼女の魅力を活かしきる自信大!

きっと新しい発見が連続する稽古、公演の毎日になるのだと思います。
銭湯ならではのバイブレーションが交錯するシアターキューブリックの音楽劇。
どうぞご期待ください!!

公演情報の詳細は劇団ホームページをご覧ください!

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THE PAGEさんに取り上げていただきました。 [劇団のこと]

インターネットのニュースサイト「THE PAGE」さんに、
演劇と地域を繋ぐシアターキューブリックの活動を取り上げていただきました。

記事はこちらです! (外部リンクに飛びます)

相変わらず何が正解なのかも分からないまま、
手探りで演劇の可能性を追究している僕たちですが、
こうして客観的な目線で取り上げていただいた記事を拝見すると、
初心や俯瞰の視点が戻ってきます。
作品づくりだけに没頭できれば幸せかも知れないけれど、
そこだけに集中していても、世の中と交われない。
地域が盛り上がっていくことを目指した活動を通して出会った、
全国の皆さんの言葉や顔を思い出しながら、
僕たちはこれからも、手探りに次ぐ手探りの表現活動を続けてまいります!
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新曲を出します!! [劇団のこと]

すみだの街と商店街を盛り上げるアラサーアイドルグループ、
帰ってきたキューピッドガールズが5年ぶりに新曲リリースします!
5年ぶりっていうところが我ながら笑ってしまいますね。
2012年春にリリースしたデビューシングル『Sky Girls』、
僕としてはこの曲で華々しいデビューを飾って、
その後も年2~3本の新曲を作っていくつもりで、
タイトルだけはいっぱいストックしていたのですが、
気付いたら2枚目シングルを出せないまま5年が経っていました(>_<)
その間に、帰ってきたキューピッドガールズのメンバーも順調に年を重ね、
アラサーアイドルと言っていたのが、もうじきアラフォーアイドルになりそうな……。
「足のむくみが取れなくなったら解散!」と決めているのですが、
幸い、まだそこまでには至っておらず、晴れて新曲リリースとなりました!

曲名は『食べ歩きforever』!!
彼女たちはずっと食べるんですね(笑)
街を、そして商店街を盛り上げるアイドルグループですから、
このグループの本分がまさにテーマになっています。
お披露目は来月5月5日のキラキラ橘商店街のおまつり、わいわいウィークにて!
曲に関して詳しいことは今は言えませんが(言いたいっ!)、
手前味噌ながら、これはテンション上がりますよ~!
帰ってきたキューピッドガールズの雰囲気を真正面から捉えている曲だと思います!
ぜひ楽しみにしていてくださいね!!
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シアターキューブリック結成17周年イベント開催しました! [劇団のこと]

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先月2月27日で劇団結成17周年を迎えたシアターキューブリックが、
皆様の日頃からのご声援に感謝する気持ちを込め、
「キラキラ橘番外地2」と銘打った記念イベントを開催しました。
劇団の地元、墨田区キラキラ橘商店街のキラキラ会館にて
朝10時にオープン、クローズ時刻の16時までの6時間にわたり、
たくさんの皆さんにご来場いただきました。
どうもありがとうございました!

当然のことながら、僕たちは劇団なわけですが、
このイベントでは、あえて「演劇作品」を観てもらうのではなく、
劇団員それぞれが持つ「芝居ごころ」を総動員して、
各々がプロデュースするブースにてオリジナルのおもてなしをする、というもの。
緑川のブースでは、「緑川戯曲工房」というお店を出しました。
お客さんと1対1でお話をして、僕が伺ったそのお話からイメージした文章を、
その場で綴ってプレゼントするお店。
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おととし開催した1回目のキラキラ橘番外地では、
お客さんの要望をもとに短編の脚本を書く、ということやったのですが、
作品づくりに没頭できる空間で何日も寝かせて、
練って練って書き上げるスタイルの僕にとってはあまりにも地獄過ぎて(笑)、
しかも一本あたりに割いた時間が2時間くらいで、3本しか書けず、
そのため、せっかく皆さんとお話できる機会なのに、ほとんどお話ができず、
そんな反省から、今回は「脚本」→「文章」にしてみました。
おかげで今回はたくさんの皆さんとお話することができました。
ふだんお会いしているみなさんからいろんな言葉を伺うことができたり、
いろんな表情を見ることができて、とてもとてもしあわせでした。


僕は僕で、そんな感じでほほぼフル稼働だったので、
キューブリックのみんながどんな感じだったのか、ちゃんとは見られなかったのですが、
谷口礼子は自身が「じゃこ」と呼ばれていることから、
あだ名と「ジュークボックス」をかけて「Jako Box」という
曲のリクエストで歌をサービスするヒト型の機械を演じました。
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「あずさ2号」が何度もリクエストされていたようで、
時にはお客さんとのデュエットもあったりで、ちょっとしたスナック状態でした(笑)。


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奥山静香は「京島の母」として、占いとフェイスマッサージをしていました。
なんか、本職にできそうなガチの雰囲気でしたね。
衣裳製作の技能を活かして、オリジナルの布小物も並べたり。
僕もカメラケースを作ってもらったのですが、なかなか使いやすいんですよ、これが。


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伊藤十楽成はおなじみプロ野球のグッズショップみたいなブース。
手作りの冊子を並べていて、内容は野球だったり、野球じゃなかったりで、
まあ、彼の趣味の世界を表現していたのでしょうか。


榎本悟は店頭に置いてあるガチャガチャと連携しての出し物、
市場法子は「ジョイフル市場」という名前の、温泉場にあったら面白そうなゲーセン、
敷名めぐみのブースはなんと、「敷名めぐみが食べ物を食べる(食レポあり)」!!
つまり、動物園のどうぶつ状態で、
むしゃむしゃ食べている敷名めぐみの様子をだらだら晒していたようです!すげえ!
片山耀将は、軍曹に扮して射撃。時々、みんなのブースを荒らしていました(笑)
仕事で不在だった千田剛士は、小道具チーフとしてこれまで製作した舞台小道具の展示、
おなじく仕事で不在の河野結は、本屋企画だったのですが、
肝心の本がイベントの終わり頃に到着して、僕はちょっと全貌が分かっておりませんー!
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シアターキューブリックの客演としておなじみの矢野あずささんと樹(みき)さんの
アクセサリーユニット凸凹堂さんもやってきました!
思わず食べてしまいたくなるようなおいしそうなアクセサリーがいっぱいでした。
帰ってきたキューピッドガールズのゲストでおなじみの獣兵衛くんも、
他所でのイベント参加の前に駆けつけてくれました、ありがとう!!
それから、僕も含めキューブリックメンバーも手相を見てもらっている、
お着物姿が素敵過ぎる島田鋭子さんも特別参加。
「なんで、そんなことまで分かってしまうの!?」というくらい、
たくさんのことを見透かし(笑)、そこから見えてくるこれからのことを
とても分かりやすく話してくださいます。
昨日もたくさんの方が手を見てもらっていたようでした。
なかなか手相を見てもらえる機会なんてありませんしね。
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そして!イベントの途中、キラキラ会館前で帰ってきたキューピッドガールズのステージ。
久々合流の敷名めぐみがコートを忘れるという、毎度ながらのトラブル等もありましたが、
彼女たちならではの、かしましい雰囲気全開の楽しいステージになりました!


あらためて、シアターキューブリックという劇団は、
「お客さんとメンバーがふれあい、参加してもらって楽しむ」場所なんだなあと。
劇団の世界観は、従来、発表する作品のなかで発信していくもので、
もともとは僕たちもそうでしたが、共有してゆく方法としては、
それだけじゃないんだということを、日々発見しながら歩みを進めています。
「ふれあい」や「ぬくもり」を大事にしてきた日本の昔ながらの商店街をホームグラウンドに、
21世紀の今、あえて古いと思われているアナログの交流に焦点を定め、
演劇のチカラを活用して、心あたたまる人生をみんなが送れるような世界を、
これからも追い求めていきたいです。
劇作家の立場としては、新たな作品のなかで、あらためて僕らの世界観を発信して、
より、リアルタイムの僕たちを僕たち自身が確認しながら、
たくさんのみなさんと一緒に、空間と時間を楽しんでいきたいと思います。

17年目も試行錯誤を恐れず怠らず、僕たちは道なき未知を進んでまいります!
あらためて、みなさまのご声援に感謝です!!
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撮影:山村厳さん(いつもありがとうございます!)

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キラキラ橘番外地2、ありがとうございました! [劇団のこと]

シアターキューブリック結成17周年を記念し、
劇団のホームグラウンド墨田区の、キラキラ橘商店街で開催した
「キラキラ橘番外地2」、おかげさまで大盛況で幕を下ろすことができました!
長時間に渡ってご参加くださった沢山のみなさん、お楽しみいただけましたか!?
内容が盛りだくさんの今日のレポートはあらためてしたためようと思います。

とりいそぎ、感謝の気持ちを込めて。
どうもありがとうございました!!
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撮影:山村厳さん

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シアターキューブリック17周年! [劇団のこと]

本日2月27日、シアターキューブリックは結成17周年を迎えました。
いつも遠くから、近くからご声援くださっているみなさん、
スタッフのみなさん、日本全国の関係各所のみなさん、
そして劇団メンバーのみんな、OBのみんな、いつもありがとうございます。
そして結成記念日おめでとうございます。
毎年この日は、自分の誕生日なんかよりもずっと感慨深い日です。
この日に、たくさんのみんなのことを想うことができることが何よりも幸せです。


旗揚げをした2000年頃は、それまでの小劇場ブームがひと段落した時期で、
プロデューススタイルの公演や、一度きりのユニットスタイルの演劇が流行っていました。
いまさら「劇団」なんてちょっと古い感じだったんです。
それまでの「演劇すごろく」みたいな風習が残っていた終わりごろの時期で、
僕らも観客動員を伸ばし大きな劇場でお芝居を打つことを目指して劇団を結成しました。

当時は1000名観客動員というのが一つの壁で、
それを越えたら一皮剥けるみたいなところがあって、
まずはそこを目指そうということになりました。
シアターVアカサカという今はもうなくなってしまった素敵な劇場で旗揚げ公演を行ない、
旗揚げ公演で観客動員1000名を越えて、
その後、新宿のシアターモリエール、シアターサンモールと進んでいきました。
結成10周年の2010年には演劇の殿堂ともいうべき紀伊國屋で上演。
「演劇すごろく」で言えば、まあまあ順調な道のりだったんじゃないかと思います。

でも、大きな劇場でお芝居をして「それが何なの?」という自分が
いつしかどんどん大きくなっていきました。


劇団が大きくなったり、劇団や所属の俳優が売れていったりすることは、
とても難しく、だからこそ誇らしいことではありますが、
「僕たちじゃないと成し遂げられないことは何かないのか?」
それは「劇団が大きくなること」か?「俳優が売れること」か?
大きくなると何なのか。売れると何なのか。
こうした問答を脳内で繰り広げ、時には劇団の会議で議論するようになりました。

ちょうど紀伊國屋で公演を打った2010年、
シアターキューブリックは劇団のホームグラウンドを東京都墨田区に移しました。
僕の地元です。

劇団という継続性、それを活かし、また僕らが多くのことを学べる要素は
「地域との協働である」と考えました。
偶然にも地元の商店街が新しい発想での活性化を望んでいたこと、
また歴史業界、鉄道業界からのお声掛けも重なり、
シアターキューブリックは「演劇のチカラでまちを遊園地に!」
という大テーマで独自の道を進む劇団になっていました。


正直なところ、何が正解で、何が正しい選択か、
今もまったく分からず、毎日茨の道を進んでいます。
ただ、思い描く理想郷の景色だけは、いつもはっきりと胸にあります。
それは、「この国には演劇が必要だ!と思わなくなること」です。
もはや必要と思わないくらい、当たり前のように演劇が街のなかにあり、
そこにいる人たちがコミュニケーションを交わしている世界。
そこに到達するまで、人は演劇を武器にして、進化する必要があると思っています。


劇団結成から17年経ちました。人で言えば高校2年生ですね。
結成当時、僕は24歳だったのですが、気づけば40歳を過ぎました。
アラサーアイドルグループなどというものを2011年に作りましたが、
気付けばアラフォーアイドルグループになりかけています(笑)
人間いつまでも若くはありません。
劇団活動のキーワードのなかに「若者との協働」が追加されつつあります。
やはり、スピリットを誰かに伝えていかなくては、理想は理想で終わってしまいます。


劇場で公演を行なうだけの劇団ではないので、
外側から見ると、何が何だかよく分からないかも知れませんが、
活動の神髄をできるかぎり分かりやすく伝えながら、
常に新しい発想で、僕らだけの道を進んでいこうと思います。

とうふのかど
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とうふのかど
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『Bright』
『フェイス・ザ・ラビリンス』
『オシャマンベ』
『おとうさんのいちばん長いクリスマス』
『葡萄酒いろのミストラル』
『君のヒトミに恋してる』
『宇宙をskipする時間』
『風ときどきポルネ』
『さよなら夏のリセ』
『サンタクロース・ドットコム!』
4FLAGS『Every breath you take』
『葡萄酒いろのミストラル』
『エノデン・スリーナイン』
『プルシアンブルーの瞳』
『タンデム』
体験型演劇「演劇であそぼ!」スタート
『フェイス・ザ・ラビリンス』
『レグルスのガラスの翼』
『誰ガタメノ剣』
ローカル鉄道演劇『銚電スリーナイン』
『ベイクド・マンション』
ローカル鉄道演劇『銚電スリーナイン~さようなら、イワシ号~』
長宗我部供養祭ツアー公演
『誰ガタメノ剣』
『曳舟湯の怪人』
宇喜多秀家フェス『宇喜多秀家物語』
『誰ガタメノ剣』<高知・東京ツアー>
『長宗我部珈琲店』
関ケ原東西武将隊
『島津の疾風』
帰ってきたキューピッドガールズ結成
『葡萄酒いろのミストラル』
『Fire&Fight SUMIDAAA!』
関ケ原東西武将隊『四百年の襷』
『宇宙をskipする時間』
『てのひらに眠るプラネタリウム』
二次元スクリーン劇場『誰ガタメノ剣』『葡萄酒いろのミストラル』
『島津の疾風』<東京・鹿児島ツアー>
箱根海賊船『パイレーツ・オブ・ロワイヤルⅡ』
二次元スクリーン劇場『島津の疾風』
『七人みさき』
ローカル鉄道演劇『樽見鉄道スリーナイン』
『サンタクロース・ドットコム!』
長宗我部フェス・長宗我部まつり公演
ローカル鉄道演劇『ことでんスリーナイン』
ローカル鉄道演劇『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』
ローカル鉄道演劇『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン ~spring version~』
北斎美術館 墨に夢プロジェクト
『キラキラ橘ドラ街ック商店街!』


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緑川戯曲工房ふたたび!!! [劇団のこと]

イベントの開催が決まってから、いろいろと考えましたが……。
やっぱりやることにしました、緑川戯曲工房。ふたたび!!!

3月4日(土)開催のシアターキューブリック結成17周年を記念しての感謝イベント
「キラキラ橘番外地2」では、劇団員がそれぞれ持ち味を生かしたブースを企画します。
2年前のキラキラ橘番外地で初めて開いた「緑川戯曲工房」。
お客さんのリクエストをいくつか伺いながら、
その場で緑川がその人のためだけに脚本を書く、というものです。

ふだん、2時間のお芝居の脚本を書く場合、
取材2ヵ月、構成2ヵ月、執筆1ヵ月くらいの時間をかけて行なっています。
(※もっと速い作家もいっぱいいます)
ですので、どんなに短い脚本でも、数日~数週間かかるものであるという感覚です。
それを、リクエストをいただいてから数時間で、そのお客さんに合ったものを書いてみよう、
という、無謀な男にぴったりな無謀なことを敢行したのでした。

イベントの時間内、グッズを売りつつ、たしか3本の脚本を書きました。
3本しか書けなくて、お断りする方が何人も出てしまってすみませんでした。
分量にすれば、たった4頁くらいの物語なのですが、
それぞれのお客さんをイメージするのも時間がかかり、
1本1時間半くらいかかったのかな……。
正直、苦行でした(笑)
しかも、緑川が苦悶しながら書く様子がお客さんにダダ漏で、まるで動物園のどうぶつ状態。
せっかく来てくれたお客さんたちともほとんど会話できず、ずっと脚本を書いていました(>_<)


という反省も生かしつつ、
2回目となる緑川戯曲工房では、あなただけに「緑川のことば」を紡ぎます~!
厳密に言えば「戯曲」ではないかも知れませんが、
登場人物が一人のお芝居の台詞だと思えば、戯曲になりますね。
これなら、前回よりもっと多くのお客さんのリクエストを受けられますし、
僕も皆さんと少しはお話ができますね(笑)

『ALWAYS~三丁目の夕日~』に登場する茶川龍之介のような
髪ボサボサのしがない作家・緑川龍之介が、皆様のご来店をお待ちしております!


シアターキューブリック『キラキラ橘番外地2』
2017年3月4日(土)10:00~16:00頃
14:00~ 帰ってきたキューピッドガールズのステージ有り
◆場所:キラキラ橘商店街(東京都墨田区) キラキラ会館
墨田区京島3-52-8
◆入場料:無料
詳細はこちら! → http://qublic-nikki.blog.so-net.ne.jp/2017-01-29
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もうすぐ春ですね!!

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「キラキラ橘ドラ街ック商店街」ありがとうございました!! [劇団のこと]

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おかげさまで「キラキラ橘ドラ街ック商店街」は大盛況で終了いたしました!
劇団のホームグラウンドを墨田区に移した2010年以降、
「演劇のチカラでまちを遊園地に」というテーマを掲げ、
銭湯での公演『曳舟湯の怪人』でキラキラ橘商店街と初めて連携し、
2011年からは商店街を盛り上げる帰ってきたキューピッドガールズという
劇団女優陣で構成するアラサーアイドルグループを発足。
2014年3月には商店街にシアターキューブリックのお店をオープンさせました。
そして今回、ついに商店街全体を劇場に見立てたお祭りを仕切らせてもらいました。
商店街、グルメ、演劇、パレード、ゆるキャラ、ダンス、子供たち、学生、……。
まちを遊園地にするべく、あらゆる要素を繋ぎ合わせた2日間のお祭りでした。
前日のリハーサルはお天気が悪く、どうなることかと気を揉みましたが、
晴れ劇団シアターキューブリックの面目躍如、期間中だけは日焼けするほどのお天気。
(翌日はふたたび雨模様でした(笑))

大きなイベント会社でもないシアターキューブリックがここまで大きな挑戦を行なえたのは、
ご協力いただいたたくさんの皆さんの存在があるからであることは間違いなく、
あらためて、僕たちは幸せな集団だなあと心から思います。
ほんとうにありがとうございました。
そして、遠くから足を運んでくださる、ご声援をくださる多くのお客さんの存在が、
僕らに変わらぬ勇気をくださっています。
ほんとうにありがとうございました。
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挑戦といえば、今回はもうひとつ挑戦がありました。
俳優の片山耀将と奥山静香の共同脚本です。
2003年の二本立て公演で、緑川と漢那悦子の共同執筆をやったことはありましたが、
「緑川が演出のみ」というのは劇団史上初めてのことでした。
実際には、作品づくりの段階で僕が口出ししなかったわけではありませんが、
これだけ難しいカラクリの作品を片山耀将と奥山静香が書き上げたことは、
劇団にとっても大きな財産となるに違いありません。
カーテンコールのご挨拶では「死ぬかと思った」と初脚本の感想を語っていましたが、
次は誰が脚本に挑戦するのでしょうか(笑)
緑川にとっても、他人の脚本を演出する経験は初でした。
正直、かなり難しいですね。演出専門の演出家、すごいっす。
僕は完全に「作・演出タイプ」なんだなあと痛感しました。

劇団は侃々諤々、すったもんだを繰り返しながら「継続」してゆく表現集団。
やっぱり、いろんな挑戦に挑みながら、人と出会い、馬力をつけて、
新しい自分たちを発見してゆく「旅」のような表現スタイルなんだ、とあらためて感じました。

キラキラ橘ドラ街ック商店街は幕を下ろしましたが、僕たちの新しい挑戦は始まりました。
「演劇のチカラでまちを遊園地に。」
耳ざわりの良い、夢のようなスローガンですが、僕らはクソ真面目です。
これからもシアターキューブリックの活動を楽しみにしていてくださいね。

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そして、こんな壮大な夢を一緒に追いかけてくれる仲間を、常に求めています!


※最初の写真だけカメラマン山村厳さん撮影です。

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