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今月のお題「東向島イチオシのお店☆」 [きゅ~め~る今月のお題]

毎月9日は、「9」と「キュー」で、「キューブリックの日」。
劇団メルマガ「きゅ~め~る」の配信日、毎月9日は、
各自が持っているブログで全員が同じお題で記事を書く、という
かれこれ11年も続いている企画なんです。

今月のお題は、公演が行われている寺島浴場がある町、東向島をクローズアップ!
ズバリ「東向島イチオシのお店☆」!


東向島、僕にとってはザ・地元です。
オススメのお店はもちろん数多くありますが、
劇団内で今月のブログテーマが決定した翌朝には、
早くもこのお店に直オファーしておりましたよ。というわけで……
シアターキューブリック緑川といえば、はい、「東向島珈琲店」です。
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墨田区の東向島という町はとても範囲が広くて、
東武線の「曳舟駅」「東向島駅」両方にまたがっています。
東向島珈琲店も、最寄駅で言えば曳舟駅になるのですが、
お店の名前にも東向島が付いていますし、
今回の公演会場・寺島浴場まで水戸街道一本なので、
迷わずこのお店を紹介することにしました~。



今までも、何人もの知り合いにこのお店をオススメしてきましたが、
僕の口からは、ほぼ必ずこの言葉が出てきます。

「ちょうどいい」。

東向島珈琲店。いろんなことが、ちょうどいいんです。
世の中には、おしゃれな喫茶店はたくさんあります。
東向島珈琲店もおしゃれな空間ですが、
かといっておしゃれ過ぎません、ちょうどいいんです。
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時間帯や曜日、お天気によって、賑やかな時もあれば静かな時もあるし、
いかにもカフェめぐりが好きそうな人も来れば、
僕のような地元人間もたくさんいます。
おしゃべりしたい時には店員さんが話相手になってくれるし、
何かに没頭したい時には心ゆくまで「放っておいて」くれます。


あと、なぜか必ずマスターのキャラクターも紹介していますね。
このお店のマスターの井奈波康貴さん。ハンサム。
この方が目指すおもてなしに、お客もスタッフも自然と巻き込まれている気がします。
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井奈波さんも僕とおなじく墨田区出身、つまり下町生まれ。
この方も下町特有の、人とのちょうどよい距離感を肌で感じながら育ったのでしょうか、
お洒落な空間でありつつも、古い下町の空気そのままの雰囲気のお店なんです。
お店の方向性は、当然ながらマスターの井奈波さんから出発していますが、
スタッフの皆さんやお客も、お店の要素の一部をどこかしら担っていて、
「みんなでお店をかたちづくっている」、お店にいるとそんな感じがします。


このお店、おもしろいのが、座るテーブルによって感じる雰囲気が全然違うんです。
お店は水戸街道という大通りに面していて、
エントランスやキッチンがあるエリアは大きな窓が印象的な開放的な雰囲気。
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それが数段の階段を昇ると(←階段があるのも楽しいです)、ふかふかのソファ席。
傍らには印刷屋さんの機械が無造作に置かれています。
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映画やドラマの撮影などでも何度も登場したソファです。
緑川もこの席でインタビューを受けたりしました。(写真は「みんてつ」広報誌より)
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※この時に掲載していただいたインタビュー記事はこちらです。



さらにソファ席のエリアを抜けると、高原のカフェのような奥まったエリア。
こちらは裏の児童公園に面していて、子供たちが遊ぶ姿が見えます。
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僕が執筆する時には、このエリアにある大きなテーブルの席にかけて、
窓の外の公園の緑を感じながら、パソコンや本を開いています。
僕はこの大テーブルの木の質感がだいすきで、筆が進む時も、進まない時も、
どんな僕でも受け入れてもらえているような気持ちになります。
執筆作業というのは、ほとんどの時間が悩んでいる時間で、
キーボードを叩いている、いかにも脚本を書いている時間は、全作業の5%くらい。
だから、もやもやと悩んで、テーブルのこの木を触っているだけ、
というほうが正しいのかも知れません。
という感じで、2007年以降のシアターキューブリックのほとんどの脚本は、
このお店で生まれています。

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そう、このお店は2007年に開業して今年で10年になるんですねー。
もっと昔からあるみたいな気分で、初めてこのお店に来た時の記憶とかはありません。
気づいたら、僕の暮らしに欠かせないお店になっていました。



そして、この10年間、僕の心を掴んで離さないものが2つあります。

一つは透明感あふれる水出しアイスコーヒー。
全国を旅してきて、おいしい水が湧く場所でのおいしい珈琲はたくさんありましたが、
そうした珈琲にまったく引けを取らない、きりっとした苦味のあるアイスコーヒー。
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頭を使う作業をしている時、このコーヒーは、覚醒と癒しの両方をもたらしてくれます。
僕のカラダの中を濾過して、細胞に沁みわたって、そして作品の言葉が生み出されます。
もしかして緑川の作品のもとを辿っていくと、
その正体は東向島珈琲店の水出しアイスコーヒーなのかも知れません(笑)。


それから二つ目は、このお店のいちばん有名なメニュー「レアチーズ」!
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おまんじゅうに見えますが、レアチーズです。
初めて注文した人は、ほぼ全員この見た目にびっくりしていますね。
でも驚くのは早い。一口食べた時の、この感動!
食感がふんわりしているので、ケーキのもとをつまみぐいしている子供の気分です。
残念ながら、僕の駄文ではこのレアチーズの魅力は表現できません。
ぜひご注文ください。
この10年間でレアチーズを何百個食べているか分かりませんが(笑)、
ほぼ全部、写真に収めているくらい、ついつい写真を撮りたくなるかわいらしさです。


シアターキューブリック17年の歴史のうち、後半の10年は
東向島珈琲店とともに歩んできたといってもいいくらい、
けっして切り離して考えることができない墨田区の重要スポット「東向島珈琲店」。
僕が演劇という仕事を通して体現したい世界の理想像は、
きっとこのお店のこの雰囲気なんだろうなと、時々思ったりします。
僕にとって東向島珈琲店は、バイブルのような、学校のような、
家のような、逃げ込み寺のような、なんというか自分の一部なんです。
墨田区にいらした際は、ぜひ行ってみてください。きっと、ちょうどいいですよ。
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シアターキューブリックホームページの劇団員紹介「市場法子」のロケ地は、
まさに東向島珈琲店の大テーブルです。
http://qublic.net/member/ichiba.html


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東向島珈琲店
東京都墨田区東向島1-34-7
TEL/FAX:03-3612-4178
定休日 水曜日
ホームページ http://www.cfc101.com/


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